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犬猫 麻酔モニタリング基準値 早見表

全身麻酔中の犬・猫について、目標とする範囲と、介入を検討する閾値を1枚にまとめました。 覚醒時の正常値ではありません。麻酔下では循環・呼吸抑制と体温低下により、覚醒時とは異なる範囲で推移します。
血圧・SpO2・ETCO2の閾値は ACVAA(米国獣医麻酔鎮痛専門医協会)2025年モニタリングガイドラインの記載に基づいています。

バイタルサインの目標値(麻酔中)

人工呼吸(IPPV)設定の目安

記録間隔の目安

ACVAA 2025ガイドラインは、麻酔記録に残す頻度についても具体的に示しています。

平均血圧(MAP)計算

平均血圧(MAP)を計算する

観血的動脈圧が取れない場合、オシロメトリック法の収縮期・拡張期血圧から MAP =(SBP + 2 × DBP)÷ 3 で概算できます。

MAPSBP・DBPを入力

出典

本表は麻酔管理の一般的な目安をまとめたもので、診断・治療の基準を示すものではありません。適正値は品種・年齢・基礎疾患・術式・使用薬剤によって変わります。個々の症例における評価と対応は、必ず獣医師の判断と最終確認のもとで行ってください。本表の利用により生じたいかなる損害についても当社は責任を負いません。

よくある質問

この早見表は無料で使えますか?

はい、無料・登録不要です。動物病院向けの麻酔記録システム「VetAnes」が提供しています。印刷して麻酔器やモニターの横に貼る使い方を想定しています。

覚醒時に習った正常値と数値が違うのはなぜですか?

この表は麻酔中の目標値だからです。全身麻酔下では麻酔薬の循環・呼吸抑制と体温低下により、覚醒時の正常値とは異なる範囲で推移します。たとえば体温は覚醒時なら犬37.5〜39.2℃ですが、麻酔中はほぼ全例で低下し、36.5〜38.0℃の維持と36.0℃未満での積極的な加温が現実的な目標になります。ETCO2も、猫では犬より低めの値で推移することが一般的です。

「介入を検討する目安」の根拠は何ですか?

血圧・SpO2・ETCO2の閾値は、米国獣医麻酔鎮痛専門医協会(ACVAA)が2025年に公表した小動物モニタリングガイドラインの記載に基づいています。平均血圧60〜65 mmHg未満、SpO2 95%未満、ETCO2 60 mmHg超が、患者評価と介入を促す値として示されています。心拍数・呼吸数・体温の範囲は麻酔管理で一般的に用いられている目安です。

平均血圧(MAP)はどう計算しますか?

観血的動脈圧が取れない場合は、MAP =(収縮期血圧 + 2 × 拡張期血圧)÷ 3 で概算します。このページの計算欄に収縮期・拡張期血圧を入力すると自動で算出されます。

印刷して院内に掲示してもよいですか?

問題ありません。麻酔器やモニターの横に貼って使えるよう、印刷時はヘッダーやボタンが省かれるようにしています。

麻酔記録も、この早見表と同じくらい簡単に。

VetAnesは動物病院向けの麻酔記録システムです。バイタル記録・グラフ化・アラート・PDF出力までひとつのクラウドで。初月30日間無料。

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